
1日目:ピアノの椅子に座る
これだけ?当たり前じゃんw
と笑ってしまった皆さんにこそ、ぜひ最後まで読んでほしいです!
これだけ、を続けるのがいかに大変で大事なことか。。。
生徒としてピアノを始めた側から、また講師としてレッスンをさせてもらって得たことをシェアします。
椅子に座るだけでいい
椅子に座るだけでいいと言われると練習に対する、ハードルがすっごく下がります。
ハードルを下げることがとっても大事!
最初は「ピアノを弾く」ということ自体に”難しい”という感覚がついて回ります。
そりゃそうです。初心者の方は特にです。
どんなに「ピアノが上手くなりたい!」と思う気持ちが強くても、「上手くなるには練習が必要」と分かっていても、、、
人間は難しいことから逃げたがる。
簡単なこと・楽な状態を続けていたいという本能があるからです。
「練習をしよう」と思っても続きません。
怠け者だからではなく、それには明確な理由があります。
「練習をする」は続かない
①何をしたらいいか分からない
②上手く出来ているか分からない
③楽しくない
今の自分が何をしたらいいのかを迷ったり、見よう見まねでやってみたものの
上手く出来ているか判断できず、迷ううことばかりで楽しくないままやめてしまう、、、
この悪循環に落ち入る人が多すぎる、、、
もったいない!!
だからこそ「ピアノの椅子に座る」を一つ目のステップにしました。
ピアノの椅子に座ったら、次は何をしたいと思いますか?
なんとなく電源を入れて(蓋を開けて)…
なんとなく鍵盤を触って…
なんとなく前のレッスンでやったことを思い出す…
この「なんとなくやっちゃう」が一番の狙いです!
「練習しよう!」と思っても続かなかった方、ぜひハードルを下げて「ピアノの椅子に座る」を心がけてみてください。
ピアノを弾いているけど「これでいいのかな?」と迷う方は、ぜひLINE@で気軽にメッセージください!
お家でできるオンラインレッスンもやっています〜◎
「でもお家にピアノがない!」という方のために、解決法をシェアしていきます。
お家にピアノがない場合
お家にピアノがない方への解決法をご紹介します。
大きく分けて方法は2つ
①ピアノを借りる
②ピアノを買う
ピアノを借りる方法
ピアノを借りる方法がいくつかあります。
有料・無料、場所や時間の制限などはさまざまですので、ご自身に合うものを見つけてください。
1.レンタルスタジオ
時間単位の有料で音楽スタジオを借りるサービスがあります。
メリット:防音のスタジオなので音量を気にしなくていい
デメリット:有料(相場:500〜1000円/1時間)
お家とは違い近隣への騒音問題もないので、思う存分音が出せます!
アップライトピアノが常設されていたり、電子ピアノを借りてそのスタジオで使わせてもらったりと条件はさまざま。
また音楽スクールに通われている方は、空いている部屋を有料で借りるサービスがあるところ多いので問い合わせてみるといいと思います。(大体500円/1時間)
まずは お住まいの地域 ピアノ スタジオ で検索してみましょう。
>>都内限定ですがこちらは私がよく使うスタジオです〜
▼スタジオNOAH
2.公民館など
公民館などの公共施設でピアノを貸してくれる場合があります。
メリット:無料もしくは有料でも安い
デメリット:お住まいの地域によって条件が違う
とにかく安く借りられるのが嬉しい!
地域の団体なども使用するため「いつでも空いている」わけでなく、気軽には使いづらいかもしれません。。。
ご自身のお住まいの地域公民館・文化センターなどに問い合わせをしてみてください。
3.ストリートピアノ
街中・街角など公共の場所に設置された、誰でも自由に弾けるようになっているストリートピアノ
メリット:無料、誰でも弾いてOK
デメリット:弾くのに勇気がいる、練習を人に見られる…(恥
「ストリートピアノ」という言葉自体まだ新しいと思いますが、流行と共に多くの場所に設置されています。
駅や公園、建物のロビーなど、音楽を通じて人と人とのつながりをつくることを目的として置かれているものが多く
日本で有名なのは、やっぱり東京都庁にある「都庁おもいでピアノ」でしょうか。
多くの方が演奏動画をyoutubeにアップしたのもストリートピアノが広まった一因ですね。
▼ハラミちゃん
▼よみぃさん
人が集まりやすい場所だと、ここで演奏するのさえ勇気がいりそうです、、、
4.レンタルピアノ
ピアノを借りてお家に置くことができるサービスがあります。
メリット:買う前にお試しでお家にピアノを置ける
デメリット:料金が高い
購入を検討される方にとっては買う前のお試しに最適!
グランドピアノ、アップライトピアノ、電子ピアノ、それぞれ1ヶ月単位などでレンタルができます。
特にグランドピアノ、アップライトピアノはサイズと音の感じなど、事前に確認したい点が多いですよね。
安い買い物ではありませんので、続かなかったらもったいない、、、と思う方にもオススメです。
▼ピアレント
▼アクティブリーズ

調べてみると電子ピアノの場合
購入してしまったほうが安いという価格設定が多いです。
そうそう、買っちゃえ!てことなんです。ね。
電子ピアノの購入検討されるみなさまへ
次項で初心者のピアノ購入における大事なポイントをシェアしていきます!
ピアノを買う方法
初心者の方ほど「練習する」ことへのハードルはとても高く感じると思います。
だからこそピアノを買って、
家でいつでも弾ける環境を作ることがピアノを弾けるようになるための最短ルートです。
最近は電子ピアノが主流で、ヘッドフォンをすれば夜も音を気にせず弾くことができます。重量も大人1〜2人で運べるので、置く場所も選びません。
初心者のピアノ購入における大事なポイント
①「いいな!」の直感
②価格は10万円以下で十分
③上手になったら買い換えよう!
①「いいな!」の直感
見た目、音、弾いた感じ、なんでもOK!
「初心者だから分からない…」というかたも、とにかく直感で!
「見た目が可愛い!」
「音の響きがきれい!」
「サイズが小さくて邪魔にならない!」
ご自身の直感で好きと思えた楽器であれば、練習をより楽しく進められます。
愛着湧くものをぜひ見つけてください。
②価格は10万円以下で十分
以前、私が電子ピアノの販売員をしていた時の記事でもお伝えしましたが
10万円以下の電子ピアノには「ピアノを弾く」の十分な機能が備わっています。
(「じゃあなんで価格差があるの??」と思った方は記事を読んでみてください〜)
▼CASIOの電子ピアノがミュージシャンに人気な理由
③上手になったら買い換えよう!
10万円以上のピアノってそんなにすごいのかって聞かれれば、それに気づくには時間がかかる、ていうのが一番いい回答かなぁと思います。
ピアノが弾けるようになって、もっといいのが欲しいと思えたタイミングで買い換えるのがおすすめ。
ちなみにアワウダは今のが3代目です。(そんな高価なものじゃないけど)
まとめ
初心者さんにとって最強に大事な
「ピアノのイスに座る」習慣をつける!
でした。
ピアノの弾き方、などはハウツーがあるけれどそこまでの間のあれこれって知らない人が多いのかも〜と思い「はじめてピアノをさわる5日間」を記事にしました。
少しでもイメージできて「ピアノ始めてみよっかな」に繋がれば嬉しいです!
▷▷▷2日目は「ピアノにドレミをかく」
ピアノを始める上で迷うことがあればなんでもご相談ください〜!