
アップテンポの曲が歌えない理由
アップテンポの曲が歌えないのは
息継ぎ(ブレス)をしていないからです!
歌うことはシンプルに言えば「息を吸って吐く」こと。
息が上手く吸えていなければ、歌えないのは当然です。
もちろん全然吸えていないわけではありません。
歌う上で十分な量吸えていないんです。
その理由と、解決策を解説していきます。
アップテンポの曲が苦手な方、ぜひ最後までご覧ください!
息継ぎ(ブレス)をしていないから
「アップテンポの曲が苦手」という方はとても多いです。
アップテンポな曲を歌って、苦しくなることはありませんか?
理由は「息継ぎ(ブレス)をしていないから」
息を吸えていると思ってもキャパの50%程度であることが多く、歌う上で十分とは言えません。
要因の一つは呼吸法、そしてもう一つ。
最大の理由は、
歌う時、人は想像以上に冷静ではないから。
例えば歌った後に「歌っている途中、どこでブレスしましたか?」と聞かれたとしても、明確に覚えている人はいません。それくらい、無意識に息継ぎをしているのです。
無意識な息継ぎはキャパに対し50%程度。
これを意識的な息継ぎに変えることで、70〜80%程度まで増やすことができます。
息が整うと自然と冷静に、そして楽に歌うことが出来ます。
息継ぎ(ブレス)の重要性
歌うことはシンプルに言えば「息を吸って吐く」こと。そもそも息が吸えなければ歌えない、は当然ですが
息が吸えないとより冷静さを失ってしまいます。これがとっても致命的!
冷静さを失う→ブレスが上手くできない→苦しい→焦る→冷静さを失う…
この負のスパイラルに陥るのは目に見えます。更にアップテンポな曲はテンポが速くて「ついていけない→焦る→…」と、負の速度をより加速させます。こわいこわい…
つまり、歌う上で息を吸うこと=ブレスは基本であり最重要なんです!
その割に無意識に任せてしまうことが多いとは…もったいない!
じゃあどうしたらいいか?次項から解説していきます。
アップテンポの曲を楽に歌う方法
アップテンポの曲を楽に歌う方法は
「ブレスポイントをかいた歌詞カードで歌う」
具体的な方法は以下です。
準備するもの:歌詞カード
準備するものは「歌詞カード」
STEP1.「歌詞カード」を準備する
紙に印刷するのがオススメ(スマホやタブレットでスクショも可)
1枚で全体が見れるということがポイント!
STEP2.本家を聞いて息継ぎしているところに「V」マークを書き入れる
V =ブレスポイントを書き入れます。
スマホやタブレットの場合は、ペイントアプリを使うと便利◎
例)『5歳のあたし』粟生田水葉

STEP3.書いた「V」を頼りに歌ってみる
もし本家と同じように歌えない場合…
自分なりの「V」マークをつけてブレスする位置を決めましょう!
「V」と「V」の間がどれくらいの長さかを見て、息を使う分量を考えて歌います。
例えば「V」と「V」の間が長ければ、少しずつ息を使うなど
ブレスする位置を決めても、その通り歌うのは難しいですよね。それを無意識のままで挑むなんて…いかに無謀なことか。苦笑
「どこでブレスするか」を整理して見える化することで、全体が見えてきてスッキリ!
歌う道筋が見えるだけで楽に歌えます。
カラオケの画面は見ちゃだめ
歌練習の上で、カラオケの画面は見ちゃだめ!
歌詞がどんどん出てくるだけで、全体像が見えないから。
文字が曲に流れて赤くなっていく感じも、なんか焦らせる感じがあって個人的に好きじゃない。笑
アップテンポな曲は特に、ブレスする時間が短いので全体像が見えることは必須です!
全体像が見える歌詞カードを前に、歌っている少し先を見ながら歌います。
テンポにおいてかれないように!
まとめ
アップテンポの曲が歌えないのは
息継ぎ(ブレス)をしていないから
アップテンポの曲が苦手な方にレッスンでこの方法を試すと
「不安が解消されて、楽に歌えるようになった」という声を多くいただいています。
アップテンポの曲はもちろんのこと、どんな曲でも有効です!
焦ってしまう、難しくて上手く歌えない
そんな曲で試してみてください。
試してみて困ったことや迷うことがあれば気軽にメッセージください〜↓